こんにちは!
宮城・仙台 ~ 遠藤 萌香*えんどう もえか声楽教室の遠藤萌香です。
声楽のレッスンをしていると、
「暗譜しないといけませんか?」
「楽譜を見ないと不安で…」
というご相談をよくいただきます。
結論から言うと、必ず最初から暗譜する必要はありません。
でも、ある程度歌えるようになってきたら、
私はぜひ一度「暗譜して歌う」ことをおすすめしています。
なぜなら、暗譜することで歌は一気に“自由”になるからです。

楽譜から目を離すと、身体が動き出す
楽譜を見ながら歌っていると、
・音程
・リズム
・歌詞
を追うことで頭がいっぱいになりがちです。
それ自体は悪いことではありません。
ですが、暗譜すると視線が自由になり、
自然と姿勢や呼吸、身体全体に意識を向けられるようになります。
また、伴奏を聴く余裕も生まれ、
よりのびのびと音楽に身をゆだねることができるようにもなります。
私自身も、暗譜して歌ったときのほうが
- 息の流れを感じやすい
- 音楽に没入できる感覚を得られる
- 表情や身振りが自然に出てくる
といった変化を強く感じています。

「歌っている」というより、「音楽の中に入っている」感覚に近いかもしれません!

暗譜=丸暗記、ではありません
「暗譜」と聞くと、

歌詞と音程を完璧に覚えなきゃ…!
と身構えてしまう方も多いですが、実はそれだけではありません。
・このフレーズはどんな気持ちで歌っているのか
・なぜここで音が高くなるのか
・言葉の意味や背景は何か
こうしたことを理解しながら覚えていくと、
暗譜はぐっと楽になります。
そして、歌に説得力が生まれます。
無理なくできる、暗譜の進め方
そうは言っても、覚えるの大変ですよね!
大丈夫です、私も暗譜するの苦手です(涙)
暗譜というと
「一気に全部覚えなきゃいけない」
と思われがちですが、実はそうではありません。
大切なのは、少しずつ・段階的に進めることです。
まずは、楽譜を見ながらで構いませんので、
・音程
・リズム
・歌詞
を丁寧に確認します。
この段階では、完璧に歌おうとしなくて大丈夫です。

次におすすめなのが、楽譜を見ずに歌詞だけを声に出して読むこと。
メロディーをつけず、朗読するように読んでみてください。
言葉の流れや意味が自然と頭に入り、暗譜がぐっと楽になります。
その後、短いフレーズ(2〜4小節ほど)を区切って、
「楽譜を見る → 目を離して歌う」
を繰り返します。
一度でできなくても大丈夫です!
何度か行ううちに、身体が自然と覚えていきます。
そして何より大切なのは、
「今日はここまで覚えられた」
と小さな達成感を大事にすること。
全部覚えられなくても、それは失敗ではありません。
確実に前に進んでいます。
暗譜は、歌を縛るものではなく、自由にするための準備です。

焦らず、あなたのペースで取り組んでいきましょう!
表現したい気持ちが、声にのる
ミュージカルやオペラの世界に惹かれた理由も、私はここにあります。
歌はただ音を並べるものではなく、物語や感情を伝えるもの。
暗譜すると、
「次の音は何だっけ?」
という不安よりも、
「どう伝えたいか」
に意識を向けられるようになります。
すると、不思議と声も表情も変わってきます。
その人らしさ、その人だけの魅力が、自然とあふれ出てくるのです。

不安な方こそ、レッスンで一緒に
もちろん、暗譜には段階があります。
無理に進める必要はありませんし、
不安があるまま一人でやる必要もありません。
当教室では、
- どこまで覚えればいいのか
- どうやって覚えると楽なのか
- 暗譜に向けた練習の進め方
を一人ひとりに合わせてお伝えしています。
「楽譜がないと怖い」
「覚えるのが苦手」
そう感じている方こそ、ぜひ一度体験レッスンへいらしてください。
あなたの声で、あなたの音楽を。
暗譜は、その一歩を踏み出すための大切なきっかけになります。
一緒に、歌う楽しさをもっと広げていきましょう♪
遠藤 萌香



