こんにちは!
宮城・仙台 ~ 遠藤 萌香*えんどう もえか声楽教室の遠藤萌香です。
「歌いたいけれど、家では大きな声を出せない…」
「賃貸だから防音が心配で、思いっきり歌えない…」
そんなお悩みを抱えている方は、とても多いです。
私自身も現在賃貸暮らしをしており、
歌の練習をいつでも思いっきりできる!という環境には残念ながらありません。
せめても・・・
と思い組み立て式の簡易防音室は入れたのですが、それでも完全な防音ではないので、
周りの迷惑にならなそうな時間帯に、ちょっぴり気を遣いながら練習しています。

自宅で思いっきり練習できる人がうらやましいなぁ・・・
ですから、
悩めるあなたのお気持ち、とてもよくわかります。
そうは言っても、
「どうせ家では何もできない」と諦める必要はありません!
大きな声を出せない環境でもできる練習はいくらでもあります。
今日は、そんな環境下の私が実際にやっている練習法の中から、
すぐに取り入れられるトレーニングをいくつかご紹介します♪

大きな声が出せなくてもOK♪トレーニング5選
① 声を出さない「呼吸の練習」
まず初めにお伝えするのは、まったく声を出さなくてもできる呼吸の練習。

歌の基礎はなんといっても呼吸!
声を出さなくても、呼吸だけでしっかりトレーニングができます。
- 椅子に腰かけ、背筋をスッと伸ばす
- 息を「ふーっ」と最後まで吐ききる
- その後、自然にスッと息を吸う
これを繰り返すだけで、横隔膜を使った呼吸の感覚が身についていきます。
ポイントは、息をしっかり吐ききること!
息が残ってしまうと、深いブレスはとれません。
意識してやってみてくださいね♪
慣れないうちはかなり疲れると思います。
少しクラクラするかもしれません。
無理せず、休憩しながらやってくださいね!

② 「ハミング」でやさしく声を出す
大きな声を出さなくても、軽くハミングするだけで響きのトレーニングができます。

ハミングは声帯にも優しく、のどを痛めにくい練習法なので
とってもおすすめです!
口を軽く閉じて、「ん~♪」と声を出してみましょう。
鼻や唇のあたりに、優しい振動(共鳴)を感じられると思います。
音を上げたり下げたりしながら、なめらかに鳴るように意識してみてくださいね。
好きな音楽を聴きながら、一緒にハミングすると楽しいですよ!
ちなみに私は、
料理しているときも、寝転がってスマホゲームしているときも、
家にいる時間の大半はハミングで何かしら歌っています。
もはやクセのようなものです(笑)
③ 「歌詞の朗読」「曲の理解」で音楽を育てる

声を出して歌う前に、
「歌詞を声に出して読む」ことがとても大切です!
外国語の場合は特に、
歌詞の意味を理解しているのとしていないのでは、歌う際の気持ちの乗り方がまったく違ってきます。
意味を理解したうえで、
ただ棒読みするのではなく、強弱や感情を込めて朗読してみてください!
思いのこもった、人間味のある歌がきっと歌えるようになります。
また、もしお時間がある方は、
その曲が歌われる場面や曲の背景などをご自身で調べてみるのもおすすめです。
より曲に対する理解が深まり、さらに豊かな音楽表現につながりますよ♪

④ 「頭の中で歌う」イメージトレーニング
譜面を見ながら、実際には声を出さずに頭の中でメロディを歌う練習です。
不思議なことに、
実際には声を出していなくても、
脳の中では実際に歌っているときとほとんど同じ反応が起きているらしいのです!
たとえば、
ピアニストが鍵盤を弾かずに頭の中で練習するとき、
脳内では実際に指を動かすときとほぼ同じ神経回路が働くそう。
歌も同じで、
「声を出しているつもり」で頭の中でイメージすることで、
発声や表現の準備が整っていくそうです。
すごいですよね!

ポイントは、
「ただ思い出す」だけでなく身体の感覚までイメージすること!
息を吸うタイミング、声が前に飛ぶ感覚、体の中の響き方・・・
そこまでしっかり思い出すことが大事です。
こちらは自宅に限らず、
バスに乗っているとき、電車に乗っているとき・・・
いつでもどこでも取り入れられる練習法ですので、スキマ時間も有効に使えちゃいますね♪
⑤ 音楽を聴きまくる!
歌うことも大事ですが、
個人的にめちゃくちゃ大事だと思っているのが「聴く」ということ。
クラシックに限らずどんな音楽でもかまいません。
ポップスでも演歌でも、なんなら歌以外のピアノやオーケストラ等でも。

「聴く」ことによって耳は確実に育ちます!
音程感が身についたり、呼吸の感覚がつかめるようになったり・・・
どんどん耳は鍛えられていきます。
あとは、ぜひ「あなたの好きな歌手」を見つけてほしいです!
歌手によって、本当に演奏は十人十色。
この歌手のこの声質が好きだな、この表現が素敵だな・・・
たくさん聴いて、どんどん参考にしてほしいです。

最後に
「思いっきり歌えないから、練習できない…」
と悩んでいる方も、
声を出さなくてもできる方法はたくさんあります。
今回お伝えした練習法はすべて、
思いっきり歌えない苦しさと現在進行形で向き合っている私が実際にやっていることです。
ここまで読んでくださったあなたにとって、
ほんの少しでも参考になれば嬉しいです。
歌は、いつでも、どんな環境でも続けられるものです。
今ある環境の中でできることを一緒に探っていきましょう!
あなたの声には、あなたにしかない輝きがあります。
ぜひ、その声を大切に育てていきましょう!
一緒に楽しく頑張りましょうね♪
応援しています!
遠藤 萌香




